昨夜、「が~まるちょば」の舞台を観た。
「が~まるちょば」は、二人組みのパントマイムのパフォーマー。サイレントコメディーデュオ。
昨年に続き2回目。
芝居を観ることは楽しいことでもあると同時に、自分たちにとってはとても勉強になる。
今年も観に行こうと思っていたのに、先行予約でチケットをとり忘れ、後から普通に買ったら、それが最後の1枚だったようで、他のどこを探しても、チケットを買えず・・・。
さてこの1枚でだれが観に行こうかということになった。
結果、子どもに観に行かせることとなった。
夜7時からということで、会場である仙台の電力ホールまで送り、親はロビーで待っていようと・・・。
ところが、
よいこともあるもので。会場で機材を置くはずだった座席が急に機材用には使わなくなり、当日券として売り出されていたのだ。
いやぁ、笑った笑った、楽しんだ。そして、涙した。
言葉を使わずに表現している舞台を、2時間たっぷり楽しめた。
芝居後、日ごろの生活でも、ことばではないもので表現していることが意外と多くあるとあらためて思った。
嫌な時に、嫌な顔をする。 うれしいときに微笑む。なんていうのも、言葉ではない。
雑踏の中で声は出せないが、大きく手を振って誰かを呼ぶなんてこともあるなぁ。
自分たちの人形劇でも、言葉を使わない作品があるが、もっともっと、色んなことができそうだと感じた。
日常的にも言葉を使わなくてもできる笑顔のコミュニケーションをもっともっと大事にしていきたい。
この上演は、震災の影響を受けて、元々の上演日は中止となった。
日程は遅れて、結果、昨日の12月1日の公演となったのです。
「仙台で上演してくれて本当にありがとうございます」とお礼を言わせていただきます。
会場は、スタンディングオベーションでした。
たくさんのエネルギーをありがとう。
観劇ができたことを感謝します。
具体的には言いませんが、実はそのために色んな形で関わっていた人がいたことにも感謝します。
ありがとうございます。
「が~まるちょば」はNewsweek日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出されている