てんたんのくらし

 09年4月~ 東北のとある町の「てんたん人形劇場」の記録。

富谷市 東向陽台幼稚園 上演

人形劇を観るときに、舞台に張られた大きな幕(うちの場合は黒い幕)を見て、ちょっとドキドキしちゃう子どもたちもいます。

初めての体験だったりすると特にそうだよなぁと思います。

大きな音にびっくりしちゃう子もいますよね。うちの子が小さい時はそうでした。

 

今日、11月30日(月) 富谷市にある東向陽台幼稚園での上演でした。人形劇の舞台が組まれ、いつもとは違うホール。ちょっとドキドキして中に入らずホールの外で先生と一緒にいる子がいました。

さて、ひとつめの「たったか たったか たったかた」がはじまりました。

「たったかたー」と小さい人形が動き出し、少しすると・・・。

なんとその子はホールに入ってきて観てくれたのです。

そして一番大きな笑い声で最後まで観てくれました。

先生が無理せずに子どもの気持ちに寄り添ってくれたからだなぁと思います。

楽しんでくれて、ほんとうにうれしかったです。

 

他の子も、人形や演者に「入らない方がいいよ。」「食べちゃだめだよ。」「体にぬるんだよ。」自分がやってるじゃん。」「ポケットが、ふくらんでる。」「チクタク」「きのこ」「光ってるところ」「こうやって取ればいいじゃん」・・・・・

いーっぱい思ったことを口に出して表現しながら、人形劇を楽しんでいました。

子どもの言葉だけではわからないと思いますが、人形劇と一緒になると、これがまたより楽しくなるのです。

 

上演後、私たちは舞台の片付け。子どもたちはお昼の時間。

お昼を食べている保育室から先生と子どもたちが、楽しそうに人形劇のはなしをしているのが聞こえてきます。うれしいひと時です。

 

ありがとうございました。

 

 

下は幼稚園の遊びのコーナー

すてきだったので写真を撮らせていただきました。

 

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これは、幼稚園のままごとコーナー、素敵に片づけられていました。

いえいえ、寝かしてありました。

  

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分かりやすくて片づけやすい掲示でいいなぁ。

 

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遊びたくなる!。

 とってもすてきな幼稚園での上演でした。

 

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