お正月も、もう終わりなので、お正月遊びにちなんだ話をひとつ。
[むくろじ]の話し
これは・・・?
年末、子どもが雪だるまを作ったときに「目」に使ったものです。
直径1センチぐらいでしょうか。
無患子(むくろじ)という樹の実です。
無患子(むくろじ)は、神社や大きな庭園などでみつけました。
中華のデザートに出てくる「ライチ」とか、小さい紙風船の様な実のできる「ふうせんかずら」の仲間?みたいです。
この実は、関東にいた時に拾っておいたもので、こちら東北に来てからは、まだ見つけていません。
こんな外皮の中に入っていました。
取れたばかりのときはもっと黄褐色で半透明な外皮です。
これは拾ってから5年位経っているので黒くなっています。
取れたばかりのときはもっと黄褐色で半透明な外皮です。
これは拾ってから5年位経っているので黒くなっています。
ひっくり返すと、
中に黒い実が入っています。
中に黒い実が入っています。
これ、どこかで見たことありませんか。
そう、「はねつき」の羽の先についているやつです。
この無患子の実に、にわとりの羽などをつけて遊んだんですね。
実際、「せっけん」代わりにも使われてきたそうです。
数珠の玉にも使われていたみたいです。
数珠の玉にも使われていたみたいです。
昔から、人は、こうした自然のものをうまく使って過ごしていたんですね。
自分の手を使って物を生み出す、すてきなことです。