関東にいた頃から、正月の頃になると決まってつれあいが話をしていた。
「どんと祭」の話だ。
今日は、その当日。
関東で育った私は、知らなかったのだが、東北というよりも宮城を中心としたお祭りみたいだ。
大きい神社で何万人も参拝者が来るところもあるようだが、うちは近くの神社に行った。
神社の参道の両脇には竹で作った「とうろう」が並べてあった。
神社の庭では火を焚いていた。次々と正月の松飾り等がくべられていく。
無病息災、家内安全を祈願するのだそうだ。
「この火にあたると風邪をひかないんだよ」と連れ合いがこどもに話をしていた。
おみくじをひく。「気をながくすればかなう」様なことが書いてあった。
よかった、よかった。
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近くの神社を2箇所ほど、回ってから帰ろうとしたときに、「ぅぅおーーー、ぅおい、ぅおい、ぅおい」集団の太ーい声。
あっ、あれは。
・・・・つづく。