
他の用事で行ったのですが、なんか車が混んでいるなーと思ったら、今日が、初日の点灯式だったのです。
ページェントってイルミネーションのことかなと思っていたのですが、「野外劇」という意味があるんですね。

一つ一つの光を役者に見立て、全体として輝く様を「劇」のようだと使っているようですね。
・・・。
街中でこれを見ていたら、思い出したのが、昨年の冬のこと。
夜、周りにまったく灯りのないところで焚火をしていました。
火を消した後、山火事が心配で、しばらく側にいました。
ライトをつけて、回りの片付けをしていると・・・。
突然、ライトが消えてしまったのです。
真っ暗闇の中、焚火の方を振り向いたら、残り火というのか、炭がちかちかと光を放っていました。
闇の中にそ点々々々・・・・・・・・・・・・・・・と光だけが浮き上がって見え、一瞬宇宙の真ん中に放り投げられたような感覚になりました。
光の一つ一つが生き物のようでした。
真っ暗の中、どきどきしながらも、しばらくその美しさに見とれていました。
あれも、素敵な「光のページェント」でした。
まっ、その後、再度水をかけて、しっかり火は消しました。
火はきれいですが、怖いものでもありますからね。