てんたんのくらし

 09年4月~ 東北のとある町の「てんたん人形劇場」の記録。

ページェント

 

 
 今日たまたま、仙台の「光のページェント」というのを観ました。



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他の用事で行ったのですが、なんか車が混んでいるなーと思ったら、今日が、初日の点灯式だったのです。
 



ページェントってイルミネーションのことかなと思っていたのですが、「野外劇」という意味があるんですね。



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一つ一つの光を役者に見立て、全体として輝く様を「劇」のようだと使っているようですね。




・・・。




 街中でこれを見ていたら、思い出したのが、昨年の冬のこと。




 夜、周りにまったく灯りのないところで焚火をしていました。




火を消した後、山火事が心配で、しばらく側にいました。




ライトをつけて、回りの片付けをしていると・・・。




突然、ライトが消えてしまったのです。




真っ暗闇の中、焚火の方を振り向いたら、残り火というのか、炭がちかちかと光を放っていました。




闇の中にそ点々々々・・・・・・・・・・・・・・・と光だけが浮き上がって見え、一瞬宇宙の真ん中に放り投げられたような感覚になりました。




光の一つ一つが生き物のようでした。




真っ暗の中、どきどきしながらも、しばらくその美しさに見とれていました。




 あれも、素敵な「光のページェント」でした。




 まっ、その後、再度水をかけて、しっかり火は消しました。




火はきれいですが、怖いものでもありますからね。