もう気持ちは年始に行っている人もいるかもしれませんが・・・
クリスマスの話題。
私のところにもサンタクロースがやってきました。
思いがけないサンタクロースでした。
サンタクロースから届いたものは、本でした。
ブックマン社発行の「まさき君のピアノ」という本です。
裏表紙のほうの帯にこんな文章が載っています。
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「ぼくがラジオ体操を弾いてもいいですか」
えっ?と疑う人もいたようです。
自閉症の子が、ときどきわけもわからず大声を出している子が、
状況を把握せずに手を挙げているだけだと思ったことでしょう。
何を言っているんだ、と眉をひそめられても仕方がなかったでしょう。
(中略)
それは、14年間生きてきて、
初めて自分からチャンスをつかんだ瞬間でした。
誰の役にも立てないと思っていた雅生が、
こうして、だれかの役に立てたのです―
第3章 ピアノが教えてくれた「ありがとう」より
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この文章を読んで、胸が熱くなりました。
今年、私はあるところで、この少年に会いました。
少年の素敵なピアノの音色も聴きました。
サンタクロースは私と少年との出会いを知っていました。
それを憶えていてこの本を選んでくれたようです。
そんな素敵なサンタクロースがくれた、
とてもうれしいプレゼントでした。
忘れられないクリスマスです。