てんたんのくらし

 09年4月~ 東北のとある町の「てんたん人形劇場」の記録。

山元町の保育所での上演  そして拡散希望。

 420日、震災で津波の被害を受けた宮城県仙南の山元町を訪れました。
 
山元町、北保育所での上演でした。
 
山元町の3つの保育所のうちここだけが被災を免れたそうです。
この日は一時預かりのお子さんが、30人ほどいらしていました。
 
311日の地震以来久しぶりの上演。
正直、稽古もほとんどできない状態だったのですが、
ありがたいことに
小さいお話を3っさせていただきました。
 
 
この園は福島第一原発からおよそ62.3kmに位置しています。
 
距離だけの問題ではありませんが、福島市とほぼ同じ距離です。
この日の山元町の放射線量は、0.14μSv/hでした。
 
政府的には
「安心」「健康に影響を与えるレベルではありません。」
ということなのでしょうが、
子ども達をできるだけ被曝させたくないという保護者の思いを受け、
園庭には出さずに、室内で保育をしていました。
 
 
放射線は、
累積して人体に影響していくものと考えると、
「できるだけ被曝させたくない」と考える、
親御さんの気持ちは当然だと思います。
 
今回の上演も、
子ども達が少しでも楽しく室内で過ごせるようにと、
所長さんから声をかけていただきました。
 
久しぶりに、子どもたちの笑顔と笑い声に触れることができ、
とても嬉しい時間となりました。
 
エネルギーをいただきました。
 
ありがとうございました。
 
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緊急拡散希望です。
【ご協力ください】
1次締め切り4/25です。明日です。
緊急声明と要請:子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、
撤回を要求