壁塗り(漆喰)体験の後編です。
漆喰(しっくい)は粉のものを練ることからはじめるのですが、
この漆喰は練られた状態で容器に入ってきます。
スイスの天然素材100パーセントの漆喰です。
アルプスの少女『ハイジ』にも壁の白い家が出てくるじゃないですか。
あれも漆喰みたいですよ。
今回は、茶系の顔料を混ぜて、色をつけました。
アルカリ系で手が荒れやすいので、ゴム手袋をします。
よーく混ぜて、いよいよ開始です。
まず、漆喰をこて板の上にとります。
きき手にこてを持ち、反対の手にこて板を持ちます。
ちなみに画像で塗っているのは「師匠」で、見本を見せてもらっているところです。
まずはじめに回りからせめて行き、その後、中を塗っていきます。
漆喰をこてで向こう側にすくい取るのがなかなか難しかったです。
きき手の甲をくっるっと返してすくうのですが、
これがなかなか・・・。
すくった後は、かべに「ぺたっ」とぬりつけ、平にのばしていきます。
くしやスポンジ、刷毛などを使って模様をつけるやり方も見せてもらいました。
自然な風合いになります。
私は、90×180ぐらいの壁を塗りました。
中々思うようにはなりませんが、スーッと伸びた時はうれしかったですよ。
一回すくい取って1回ずつのばすより、
何回かすくい取り壁に塗りつけてからのばした方が、のばしやすいように思いました。
ある程度、のばしたら、全体的にカーブを描くようにして、より平にのばしました。
でも師匠のようには行きませんがね。
わたしが塗った壁の画像は残念ながらありません。
ぬりむらはできますが、自分の家なら、
自分でやったという満足感もあり、『ここは自分で塗ったんだよ』と
話しの種にもなっていいかなと思いました。
今回の体験会で様々な方にお会いしました。
皆さんとても前向きな方々で、エネルギーをたくさんいただいちゃいました。
この場を借りて改めて、御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
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※このブログは、東北に越してきた『てんたん人形劇場』の「くらしのいろいろ」を綴っています。